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初めまして!家庭教師ヴォックスは過去21年間に渡り、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の東海4県で家庭教師という仕事を通してたくさんのお子さんに出会い、接して、卒業させてきました。

家庭教師ヴォックス『勉強は裏切らない』ナルトブログ

★ 家庭教師ヴォックス『前田成斗(ナルト)ブログ』
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中1 高木さん
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「勉強は裏切らない」といわれます。

勉強しているといいことがきっとあるよと子供にいつも言っている
のですが、我が子にはこのフレーズは納得できないらしく、どうも
ストレートに子供には伝わりません。

「うまくいった人だけがそう思っているだけ」とか言って。

私自身がもっと勉強をしていればと大人になっても、強く思ってい
ないことが子供にわかるのかしら?

とりあえずというといい加減な感じがすると思いますが、できれば
勉強を本気でやってほしい、それが一番無難な道だと思いますから。

親が心の底から思っていないことを言うのはやはり罪でしょうか?
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高木さん、質問ありがとうございます!

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親が心の底から思っていないことを言うのはやはり罪か?
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についてですが、ハッキリ言って罪ではありません。

家庭教師ヴォックスでずっと家庭教師をやってたナルトは、そう思います。

ただ、

意味はない・・・と思います。

子供というのは、なんというべきか、ある種「神の目」といいまし
ょうか、非常にすぐれた嗅覚といいますか、大人たちの言うことを
的確に本質を見抜く力を持っています。

子供たちから

「センセー、さっき母ちゃんの言ったこと、あれ建前ですから!」

とか

「センセー、あれはてめえの見栄で言っているんですよ!」

などのような発言をお母さんが去った後に子供たちから何度聞かさ
れたことか・・・

こうしたことをいうのは、小学校高学年から中学生ですが、低学年
の子供の場合は、言葉にはできないけれど、確かに見抜いていると
感じることもしばしばです。

なので、子供を甘く見てはいけません。

子供たちは大人よりもはるかに「真実を感じ取る能力」というか、
大人のウソを見抜く力を持っています。

昔、ナルトは学校の先生や野球の指導者からよく殴られました。
そういう時代でしたから。

そのときに、これは自分のために殴られているか、そうじゃないか
ってすぐにわかったものです。

もちろん殴られることはイヤなんです。

でも、イヤでも、殴られて納得できる場合と納得できない場合がある。

そんなふうに、親の言葉にも、納得できるものと納得できないもの
を子供は感じ取る能力が間違いなくあると言っていいでしょう。

なので、心の底から思ってないことを上っ面だけで言って、子供た
ちに伝わっているなんて思うのは危険です。

思っていないことをいくら言っても、子供たちには伝わりはしない。

そう考えるべきでしょう。

だから、そうすることに意味はない・・・・とナルトは思います。

たとえば塾なんかで「子供たちの前に立つのが怖い」という新人の
先生たちって多いんです。

理由は、なんだか見透かされてるような気がすると。

そんなときのナルトのアドバイスは、

「本音でぶつかれ!」

別にたいしたことではないんです。

自分が着ている服を脱いで生身で行け!ってなもんです。

もちろん、実際に服を脱いじゃったら、いけませんよ(≧◇≦)

自分が新人だから、子供たちに迷惑がかかるなんてビクビクしてた
のでは、子供たちも不安を感じとり授業の雰囲気も悪くなります。

新人なりに経験不足な分、情熱持って子供たちに接するぞ!とこと
ん面倒見るぞ!なんて切り替えると、子供たちは歓迎ムードで迎え
てくれます。

高木さんの場合も、「勉強は裏切らない」と常日頃言ってるそうで
すが、

本当に勉強は裏切らないのでしょうか?

現実問題として、勉強をやれば必ず結果として出る、勉強すれば成
績が上がるなんていうのは、残念ながら、全員にあてはまりません。

あくまで、結果を出す勉強のやり方をすればの話ですから。

お子さんが言う
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「うまくいった人だけがそう思っているだけ」
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という言葉は、結構、事実に近いのではないでしょうか。

となれば、 
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勉強しているといいことがきっとあるよ
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という言葉が、ストレートに子供には伝わらないのも当然です。

だって、

「いいことがきっとあるよ」

なんて全然ストレートじゃないもん(>_<)

道徳的であろうとなかろうと、本音じゃないと子供には伝わりませ
ん。

今の生活で満足してることがあれば、それは勉強のおかげなのか?
と考えてみることです。

不満に思ってることで、勉強しておけばそんなことはなかったのか?
も考えてみることです。

考える材料や題材は、皆違うのです。

そうなれば、思うことも考えることも、皆違ってくる。

そこの「自分自身で考えてみる」作業を抜かして、本に書いてあっ
たイイ言葉を子供にぶつけてみても、全然説得力がないわけです。

よく本を読んで、それを参考に勉強しているのに、うまくいきませ
ん!という方は、「自分自身で考えてみる」ことが抜けているわけ
です。

勉強が必要かどうか、また優先順位なんかは家庭によって違ってき
ます。

それは当然のことです。

自分が今まで学んだことが違えば、同じ「勉強をする」だって伝え
ることだって違うわけですから。

高木さんも、どうぞあなただけの本音でぶつかってください!

子供は「なんで勉強する必要があるの?」と聞いてきます。

「将来の選択肢が広がる」そう答える親は多いことでしょう。

でも、それじゃあ子供にはほとんど伝わらないハズです。

そんなとき、ナルトも家庭教師ヴォックスの指導員も、みんな自分自身

の経験に基づいて、自分の本音を話します。

「中学時代の俺と同じやから。20数年後は、こうなるぞ!」

なんて言うと、

「じゃあ、頑張らないとヤバイよね!」

なんて急に勉強をはじめる生徒たちの姿を見ると微妙な心境です(◎_◎)

でも、それでいいんじゃないかと思うのです。

親の方々からも「勉強って大切なんでしょうか?」なんて聞かれる
ことがあります。

ナルトの考えはこうです。
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子供たちの前にあるのは、たまたま勉強だった
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どういうことか?

成績が超優秀な生徒を見て、

「勉強以外のことも頑張るんだろうな~」

と思うことがしばしばあります。

目の前のことを逃げずにちゃんと頑張ることができる連中。

逆に、ナルトがそうだったように、目の前のことから屁理屈を
つけ、逃げまくって頑張らない連中もいる。

子供たちの目の前に与えられた勉強という課題に対して努力して取
り組む。

その姿勢が勉強以外のことにもつながっていくんじゃないか。

勉強を突き詰めていけばいくほど、そんな結論に近づいていってい
るように思えます。

別に、勉強以外のものが子供たちの目の前に与えられているのであ
れば、それはそれでよし。

これが、ナルトだけでなく、家庭教師ヴォックスの指導員達とも共通

の見解なんです。

最後に「勉強は裏切らない」について、そばにいる親や家庭教師の先生

の協力で全然違った答えが出ることを付け加えておきます!

 

最近、母子家庭ですごく苦労されてるお母様から相談をよく頂きます。

何でも自分一人で抱え込まないでください。

私達、家庭教師ヴォックスや周りの仲間を巻き込んでみんなでお子さんを

うまく成長させていきましょう!

         家庭教師ヴォックス・・・

http://t-vox.jp/