家庭教師ヴォックス 家庭教師VOX

初めまして!家庭教師ヴォックスは過去21年間に渡り、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の東海4県で家庭教師という仕事を通してたくさんのお子さんに出会い、接して、卒業させてきました。

成績が上がらないのは、「やり方」か「時間」に問題あり(家庭教師VOXまーちゃん)

こんにちわ(*^。^*)

家庭教師ヴォックスのまーちゃんです!
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中3の方からの相談ですが、中学受験においても「自習室」で頑
張っている方にはぜひ自分に当てはめて考えてほしい問題です。


中3Dさん
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中3の子供がいます。

成績が良ければそれでもいいのですが、毎日長く自習室にいるわ
りには中3になってからも成績は一向にかわりません。

このままでは志望校には届かないことになってしまいます。一緒
にやろうとという問いかけに嫌な顔をする息子。

こういう場合、親ができることはなにがあるんでしょうか?

また、本人は家庭教師を嫌がってますがお願いできますか?


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中3のDさん、相談ありがとうございます。

塾の自習室で勉強しているにもかかわらず、成績は上がらず、志
望校にも届かない状況。

親であるDさんは、勉強を見ようとする意志はあるけど、当
の本人が拒否。

さて、この状況ですが、非常にマズイです(>_<)

Dさんが心配されているように、今のまま進めば、志望校に
合格することは難しいでしょう。

いつも家庭教師ヴォックスが言ってますが、成績が上がらないのは、
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「やり方」か「時間」に問題あり
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なのです。

やり方が悪ければ、いくら勉強量を増やしても成果は出ません。

反対に、効率よく勉強しても絶対量が足らなくては成績には跳ね
返らない(効率の良い勉強ならあるレベルまでは上がりますが)。

一般的に自習室で勉強する子たちは、勉強に対する意識は高い連
中です。

もちろん自習室に来ても勉強しない子供はいますが、これは高校
生など学年がもう少し上の場合が多いです。

相談を拝見する限り、Dさんのお子さんは、「勉強時間」
は、それほど問題ではなく、それよりは、勉強のやり方がマズイ
のでは?と思います。

では、親が勉強を見れば、なんとかなるのか?

それは、今の成績と志望校合格までどれくらいギャップがあるか
によって違ってきますし、これから親がそばについて勉強するに
してもこれまでの親子関係の蓄積によって違ってくるでしょう。

相談を拝見して、家庭教師VOXの河部が心配なのは、特に後者

の親子関係のほうです。

もちろん、この場合の親子関係とは、
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勉強についての信頼関係(^_^)
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中3ともなれば、親と一緒にいること自体嫌がる年頃ではありま
すが、志望校に届かない状況にもかかわらず、親の声に聞く耳
持たないのが気になります。

すでに修復できない関係では、残念ですがどうすることもできま
せん。

なので、まず子供に聞いてみるべきです。
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本当に、今の志望校に合格したいのか?
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と。

お子さんは、おそらく「合格したい」と答えるでしょう。

そこで、さらに、このまま自分で自習を続けて、合格の見込みは
どのくらいあると考えているのかを話し合ってみるのです。

「大丈夫だから!」と言うかもしれません。

そのとき、「大丈夫!大丈夫じゃない!」なんて親子で議論すべ
きではありません。

第3者である塾の先生や家庭教師の先生に相談して、意見を聞くのです。

親子で感情的な言い合いをするのではなく、先生から客観的な今
の状況を子供に話してもらう。

親として大切なのは、これまでの勉強がどうだったではなく、こ
れからどうしていくべきかなわけですから(^_^)

塾の先生、家庭教師の先生、親子で話し合った結果、

たとえ、「今のままでは難しいです」と宣告されても、当の本人
が、

「自分の勉強だから、自分の思うようにしたい」

と言うことだって考えられます。

その場合のお子さんの気持ちは、おそらく、こんな状態でしょう。
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勉強のやり方を変えたくない>志望校に合格したい
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あくまでも自分のやり方にこだわる!というわけです。

こんなふうに考えている子供は意外に珍しくありません。

そこまで言い切るようであれば、「親が家で勉強を見る」という
点では、手遅れかもしれません。

その場合、失敗を覚悟の上、子供の好きにさせることも1つの選
択です。

ただ、「志望校に合格したい」よりも「あくまでも自分のやり方
にこだわる」場合、これまでの親子関係でさまざまなすれ違いが
あった可能性があるので、トコトン話し合うことです。

親子で話し合い、子供の成長を考えた上で答えを出せばいいので
す。

もし、勉強のやり方を変えてでも、志望校に合格したいと言えば、
家庭教師ヴォックスの出番です。

ただ、その場合も、急に塾での自習を止めにするのではなく、自
習室で勉強していた何時間かを家庭教師の勉強に切り替える方が
スムーズにいきます。

私たち家庭教師VOXは「子供の味方になる」と言っているのですが、

Dさんの場合、あくまでも「一緒に考えてみようね!」ぐらいに
止めて切り替えていくべきでしょう。

お子さんが塾の先生を信頼しているのなら「塾の先生に相談しな
がらいろいろ決めていこう!」ぐらいでいいでしょう。

さて、そうなると何からはじめるかですが、現状の勉強のやり方
をチェックすることからはじめます。

いったい、何の勉強を自習してるのか?

きっと、塾で使ってるテキストや何かの問題集などを淡々と進め
ているのではないかと思うのです。

その勉強は、
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ちゃんと点をとるための勉強になっているのか?
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また、一番わかりやすいのは、最近あったテスト結果のチェック
です。

点数でもなく、偏差値でもなく、間違えた問題をチェックします。

「あれ~、この単元は基本的なことから間違えているな?」

この間違えた単元はその後、ちゃんと勉強したのか?

これをチェックするのです。

もし、お子さんが間違い直しだけで済ましていたのであれば、大
問題です!

もちろん、入試では出題される可能性だってあるわけですから、
間違い直しをすることは絶対に必要です。

でも、それだけで終わっては何の意味もないのです。

テスト結果から何を学ぶか?

それは、
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この単元、このレベルの問題に穴があるよ
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ということを学ばねばならないのです。

つまり、同じ単元の他の問題を出題されても、きっと間違えるは
ずです。

だから、間違えた問題は、その「間違えた問題のみ」ではなく、
単元を一通り確認しておかないといけないでしょう。

なぜそんなことを言うかというと、自習することは自発的で大い
に良いことなんですが、自習する内容に偏りが出てしまうからで
す。

誰もがそうなんですが、

嫌いな単元は勉強したくないんです(^_^)

ついつい、避けてしまいがち。

でも、点数を上げるための勉強とは、苦手な単元の勉強をするこ
とが一番の近道なんです。

受験する学校のレベルによって違ってはきますが、入試において、
もっとも大事なことは、できる問題を取る!基本問題はきちんと
得点することです。

苦手な科目は、それができていない場合がほとんどです。

このことに気づいてやり、一人で嫌だったら一緒に付き合って勉
強するも良し、塾の先生にお願いするのもよし。

今度は、テストに出題されたら困る単元を聞き、次のテストまで
に攻略できるよう進めていく。

中3であれば、今まさに学校で入試最頻出単元を習っているはず
ですから、それをやるだけでも進歩があるはずです。

そして、今習っている単元をやっていると、中1・中2の内容が
わかっていなくて理解が進まないというのも出てくるでしょう。

親はいつだって入試から逆算して物事を考えられるものです。逆
算したら、今はこうあらねばならないと思える。

それを子供に正面から話し、これまで進められてきたのであれば、
いいですが、そうでないなら、いくら時間がなくても、子供の今
の現状からスタートしないといけません。

よくあるのが、たとえば志望校の過去問をやって合格点を取れな
けれならない。しかし、全然取れないという事態がでることがあ
ります。

じゃあ、志望校の過去問を何回も繰り返し解こう!

5回目には合格点が取れたぞ!

そんな勉強をしていては、入試当日に合格点をとれるわけがない。

志望校の入試問題を解くために、この単元、この知識、この組み
合わせ、そういう個々のものを積み上げていくことで総合問題と
しての入試問題に当たっていくわけです。

下位の学校を受験するのであれば、繰り返し過去問を解くことが
有効な場合もある。

でも、一定レベル以上の学校を受験する際にそれでは当日に通用
しないわけです。

だから、本当は入試演習をすべき時期なんですが、それをする形が
できていなければ、どんなに入試時期が迫っていようが今の現状
からスタートするのが一番効率的で、一番点数が上がります。

上がったと言っても、それは志望校には届かないということは十
分あり得ますが、それでも今できていない課題をやらずして、そ
の上の入試演習をしても力にはなりえないのです。

この時期、

「勉強は、テキスト通りに進む必要なんてないんだ!」
「点に結びつく勉強を優先すべきなんだ!」

と家庭教師VOXの河部はいつも言っているのですが、それは子供

の今の現状をきちんと把握した延長線上に出てくることなのです。

塾の先生と相談して、子供にも話して納得があれば、そういう勉
強もぜひやってみてもらいたいと思います。

親から無理なら塾の先生に話してもらって、課題を出してもらっ
て、先生にチェックしてもらいましょうよ。

本当はそこで親も絡むことが理想ですが、もう時期的にそうも言
っていられない。

だから理想通りに出なくてもイイ。

でも、時間がなくても、今いるところからスタートする!

それが鉄則ですよね。

家庭教師ヴォックスでは親が一緒に受験戦争を戦友として

戦っている親御さんを応援しているグループです。

 

もし私たちの力が必要ならばスグに連絡をください!

家庭教師VOX・・・

http://t-vox.jp/