家庭教師ヴォックスの生徒さんが宿題をやらない
家庭教師の宿題をなかなかやってくれない対処方法
こんにちわ!
家庭教師ヴォックスの沢田です。
私が一番最初に家庭教師のアルバイトをし始めた子に戸惑った事が、生徒さんが宿題をやってくれないことです。
私たち家庭教師が指示した宿題をしっかりやってくれる生徒さんもいますが、初めから全く宿題をやってくれないという生徒さんもいます。
それと指導する期間が長くなってくると生徒さんに慣れが出てきて宿題をやってくれなくなったというケースも正直ありました。
もし生徒さんが宿題をやってくれない時に、どのように対処するかが、家庭教師としての腕だと思いますし、それを対処する事によって成績アップ!のポイントになると思います。
そこで、宿題をやってくれない生徒さんへの対処法を私の経験を踏まえてお伝えさせて頂きます。
1・なぜ宿題ができなかったのか?
家庭教師の指導をしていると、宿題に生徒さんがきちんと取り組んでくれないことがありますよね?
宿題ができていなかった場合は、まず何故なのか?を突き止めます。
私の生徒さんだけじゃなく、家庭教師ヴォックスに寄せられてくる質問の多くが似た質問があります。
実際に宿題をやらない理由は様々です。
出された内容が難しすぎたから・・・
友達と遊んでしまった・・・
宿題を出された事を忘れていた・・・
学校の宿題が多かった・・・
など挙げだすとキリがありません。
そこで、宿題が出来てない場合には、生徒さんに何故やれなかった理由を聞いてみましょう。
ここで大切なのが、絶対に私たち家庭教師が感情的になり親と同じ目線で叱るのではなく、言い訳でも良いから生徒さんから直接、事情を説明してもらい『なるほど、なるほど』と全ての理由を受けとめてあげるようにして頂きたいです。
次に宿題をやってない原因が分かれば、原因を取り除く工夫に移りましょう。
2・親御さんとコミュニケーションを取りましょう。
生徒さんが家庭教師に出された宿題をやっているかどうかは、親御さんの関心が高いテーマです。
そのため、宿題の出来具合について、指導終了後の打ち合わせなどの際に指導報告書や指導確認書を作成する際にお伝えしておきましょう。
宿題をやっていなかった場合
お子さんが宿題をやっていなかった場合は、その原因と対処法を合わせて親御さんに説明してあげて下さい。
本当の事を言わずに隠してしまうと、宿題をやらない気持ちを助長しかねません。
この時に、親御さんから生徒さんに叱ってもらうと、逆効果になりまる場合があるので注意してください。
なぜかというと、宿題を出来ていない事で家庭教師にも親御さんにも叱られることになると、生徒さんによっては両方から責められていると受け取り、やる気を失う原因になるからです。
宿題をやっていた場合
宿題がきちんとできていた場合でも、保護者様に一言嬉しそうに報告しておきましょう。
その時に「今週は、出してた宿題を全部やってくれていました! ○○君も頑張って取り組んでいるようで、僕(私)もすごく嬉しいです!」
宿題をやってくれたことに対して、家庭教師自身も嬉しいという感情を素直に伝えることが非常に大切な事です。
生徒さんが、頑張って取り組んだ事ややろうと努力してくれた事を、私たち家庭教師が褒めることを直接生徒さんに伝えることもやる気アップにつながりますし、第三者の親御さん(もし同居されてるお爺さんやお婆さん、兄弟さん)を通して褒めたり喜びを伝えることで、生徒さんも嬉しくなり次も頑張ろうというやる気につながります。
また親御さんからも生徒さんに頑張ったね!と褒めてもらうことにより、生徒さんも嬉しくなり宿題を頑張って取り組むようになります。
良くない点だけでなく良い点もきちん保護者の方に伝えることにより、保護者の方はもちろん、生徒さんからの信頼度も高まります。
3・宿題の量と問題レベルを考えて出す事が重要
生徒さんが宿題をやってくれる確率を上げるために最も重要なのが、宿題の量と問題レベルを工夫して出す事です。
宿題の量は生徒さんに合わせて調整しましょう。
分量については、生徒さんの時間割や習い事などのスケジユールを確認しながら調整しましょう。
その他、部活やご家庭のお出かけ等の用事をできるだけ把握し勉強時間をどのくらい確保できるか毎回チェックしてあげて欲しいです。
なかなか宿題をこなしきれない生徒さんには、少し少なめの量を出して様子を見るのも一つの手でしょう。
問題レベルを簡単にする。
レベルについては、家庭教師の指導で取り組む問題よりも1段階下げておくと良いです。
生徒さんが1人で取り組む為にも低めのレベルにしておくほうが安心です。
生徒さん自身もレベルが簡単なものだと、スラスラ問題が解けるため自信につながります。
指導の際には、前回出した宿題で分からなかったところがないか確認してあげてください。
3・毎日のスケジュール管理をして宿題を出すと取り組みやすい
生徒さんの中には、宿題をやろうとしたけれど、後回しに結局やりきれなかったと言う子もいます。
やる気はあるのにやらなかった、という事態を防ぐためにも、宿題は○月○日はこれ、○月○日はこれで出してあげると良いでしょう。
宿題を出す際には、家庭教師ヴォックスの研修時に各家庭教師のお配りしてる指導計画表を作成する事は絶対条件でその他にカレンダーやノートなどに細かく指示する。
その際には問題番号やページを指導計画書などに記入する。
そして、週1回の指導なら、出した宿題を7日に分割しましょう。学校行事等で生徒さんが家庭教師の宿題に取り組めない日がある場合は除外してあげてください。
日割りで宿題を出すと、親御さんも生徒さんの宿題の進み具合を確認しやすくなります。
親御さんとって過度な負担にならない程度に宿題の進み具合をチェックしてもらえればなお良いです。
家庭教師を始める生徒さんは、どちらかというと自主学習の習慣が付いていないとか、どのように自主学習をすればいいのかわからない。という方がほとんどです。
そのため、今まで自主学習の習慣が定着できていないため家庭教師からの宿題もやらない時ことが多いです。
しかし宿題をやらないから生徒さんはやる気がない。
だから家庭教師が一生懸命やっても無駄と思ってはいけません。
そんな宿題をやらないお子さんにやる気を持たせるのが、家庭教師の腕の見せ所です。
ですので、絶対に諦めてないでください。
家庭教師である、あなたが、生徒さんの可能性を信じて指導することにより、きっと生徒さんもその期待に応えてくれるようになるからです。
それが生徒さんの次への成長につながります。
それでは最後までお読みいただきありがとうございます。
家庭教師ヴォックスは、
名古屋で20年以上活動している家庭教師グループです。