家庭教師ヴォックス 家庭教師VOX

初めまして!家庭教師ヴォックスは過去21年間に渡り、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の東海4県で家庭教師という仕事を通してたくさんのお子さんに出会い、接して、卒業させてきました。

入試に向けた勉強:家庭教師BOX

こんにちわ!

家庭教師ヴォックスの丹羽です。

 

今回は、高校受験に向けた時間の使い方についてのお話となります。

ただ、中学受験の方も、塾や家庭教師の先生との付き合い方のヒントとなる話ですので、どうぞお付き合いくださいね。

さて、多くの中3生たちがこの時期、大変な毎日を送っています。

毎月実力テストがあるけど、志望校の合格圏内はまだまだといった状況。

家庭教師ヴォックスの丹羽もこれまで

「苦手科目をなんとかしないと!」

とようやく焦り始めて日々を過ごしている中学生を多く見てきました。

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「だからもっと早くから~」
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なんて、ついつい口から出てしまうのですが、もうこの時期からはこれらの言葉も禁句となりますので、グッとこらえて口から出てきた言葉を飲み込みます。

そんなことよりも、受験までの残された時間をいかに使うか?

逆転を狙った勉強は、時間の使い方にかかっています。これは、高校受験だけに限ったことではありません。受験生全員にいえることです。

そんな中で、家庭教師ヴォックスの丹羽の経験から「時間の使い方が特に難しい」と思っているのが公立中学の生徒たちです。

中学受験や難関私立高校を目指しているのであれば、塾ではたいてい夏休み前ぐらいに全範囲の勉強が終わります。

習うことを習えば、あとは、復習の繰り返し。

しかし、公立中学校の場合、9月以降もまだ新しい単元を学習していきます。それも習うのは入試ではメインになるかなりの最重要単元だったりします。

進度が遅い学校では、1月の終わりになっても、まだ全範囲を習っていないなんて学校もあります。

全部習ってからでないと過去問なんかもやりづらい。でも、習うまで待っていると、入試演習で訓練する時間があまりない・・・

公立中学の生徒には、本当にジレンマの時期なんですね。ぜひそのことを親はわかってあげてほしいと思いますし、だからこそ、親や家庭教師が手助けすることもあるとヴォックスは思います。

そんな彼らにとっては、今は、
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受験勉強 = 新しい勉強 + これまでの復習
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となる。これはキツイです。

さらに、総復習しようにも、「新しい勉強」の定期テストもあるし、それらの点数は内申点として自分の持ち点になったりするから手が抜けない。

しかし、現状では、苦手教科が足を引っ張り、思うように模試の点数が伸びない!

そんな方いませんか?

課題は「苦手科目の勉強」。当然、家での勉強は「苦手科目の勉強」が中心です。

でも、学校ではどの教科も新しい勉強を習い続ける毎日。新しい単元がまだまだ次から次へと出てきます。

「新しい単元なんてやってられないよ!」

これが、彼の、いや彼らの本音です。

そこで、ある作戦に出ることにしました(◎_◎)

きっと皆さんも身に覚えがあることです。

それは、
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授業中に「内職」をする
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授業中に他の教科の勉強をするんですな。

やってました?

家庭教師ヴォックスの丹羽も内職派でして、授業は聞かず、自分のやりたいことを延々とやっていました。丹羽なんかは、独自の偏見から「この先生の授業はためにならない」なんて理由をつけて、内職をしていました!!

別に、他の生徒たちに迷惑をかけるわけでもありませんから、罪悪感はありません。

それよりも、自らの意志で計画して内職することで「俺って受験生なんだ!」「俺って頑張っているんだ!」なんて自負していたかもしれません・・・

し、し、しかーーし、実は、これが大きな落とし穴なのです(>_<)

内職派の子供達には、よくよく注意をしてあげてほしいのです。

というのも、
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内職は非常に効率の悪い勉強である
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ということなんです。

やってる本人は、とても充実してるのですが、勉強の効率を考えるとすべきではありません。

どういうことか?
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「乗っかった勉強」は効率が良い
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???ですか。

乗っかった勉強とは、先生の授業に沿った勉強をするということ。授業の流れに、乗っかるという意味ですね(^_^)

内職というのは、授業を無視するわけですから、流れに逆らうことになります。また、内職は授業をしている先生の視線も気にすることになります。

なんでもそうですが、流れに逆らうのは、効率が悪くなります。あれもこれもしなくてはならないハズなのに、効率が悪いことをしていたのでは、もったいないですから。

えっ、受験のためにためにならない授業、たとえば副教科での内職ダメかって!?

その授業が入試にまったく関係ない科目であれば、話はまた違うでしょうが、内職をする授業が入試科目であれば、家庭教師ヴォックスは内職をオススメできません。

入試に出題されるかもしれない「新しい勉強」をそっちのけにして、「これまでの復習」や別の教科をいかに内職しても、いずれ自分で「新しい単元」の勉強をすることになります。

自分でやったほうがイイ!これは家庭教師ヴォックスの丹羽が当時思っていたことですが、この勉強は、非常に効率が悪いです。それよりかはもっと効率の良い勉強を選択すべきです。

では、効率の良い勉強とはどんなものか?

効率の良い勉強とは、授業の流れに乗って、受験まで見直す必要がないくらい集中して勉強をすることです。

とにかく授業をシッカリ聞いて、もう家で復習しなくてもいいくらいまでやってしまうわけです。

もっと極端に言うと、授業で要点を習ったら、その授業時間内に演習をやり、入試レベルの問題まで解けるよう一気に勉強してしまう。

理想としては、これを目指すべきなんです。今習っていることを、その場で狭く深く追求する。

入試レベルにまで授業内でいくのはかなりの上級者ですが、演習をやりきってしまう子供達は意外といますからね。

受験3ヶ月前ぐらいになると、家庭教師ヴォックスの丹羽はこんなことを言います。
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見直しをしなくていいように頭にいれておけよ!
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もう2度と見ることがないつもりでやれよ!
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これは、3ヶ月以内に習ったことであれば、子供たちは案外覚えていますから、受験までに再確認をしないつもりで、その場でケリをつけるつもりで勉強しろと言っているわけです。

できるかできないかは、また別の問題で、そういう意識を持っているかどうかは勉強の効率に実に影響するわけです。

実際に、高校受験でも、中学受験でも、入試で出題される範囲は膨大な量になります。

だって、3年かけて勉強してきた量ですからね(^_^)

この量を受験までの3ヶ月で、全部見直すなんて、どだい無理なことなのです。どこかで「これが最後の確認!」としていかねばなりませんし、実際には「あれが最後の確認だったな・・」となる。

これからやることは、もう入試まで出会わない可能性もあるわけですよね?

だからこそ、「人から習った内容は頭に入りやすく、忘れにくい」という特性を活かして、今、その場で「最後の確認」まで済ませてしまうのです。

さっきも書きましたが、現実的には、「最後の確認」をやる際に、できるだけスムーズに終われるようにやっておくという感じですけどね。

もう自分で考え抜いて考え抜いて問題を解く時期ではありません。そんなことをしていたら、入試に間に合いませんから。

同じことが、中学受験の場合ですと、「受験3ヶ月前の塾・家庭教師の利用法」にもいえます。

受験も3ヶ月前になると、苦手教科、苦手単元の克服を最優先にすべきですが、他の教科・単元だって「最後の確認」をしていかねばなりません。

この最後の確認に、塾の授業を利用すれば、「乗っかった勉強」となり、家庭学習よりも効率を上げることができるのです。

逆にいうと、授業に乗っかれない子供はものすごいロスをしていることになります。逆転は不可能かも・・・ていうくらいに。

現実的には、入試の授業だけど、乗っかれないものもあるでしょう。しかし、時間のない受験生は、できるだけあるものを利用して、そしてできるだけ塾や授業に乗っかっていく作戦を立てる。

これしか効率よく乗り切る方法はありません。

いいですか!!

ということは、逆に、すでに確認済みの勉強を授業で聞いたりするのは、無駄であるといえるわけです。

また、目指しているレベルよりもはるかに上のレベルの授業を受けたりするのも、その授業に参加する意味はないことになります。

特にこれから冬期講習の受講があります。

が、何も考えずに、与えられたものを何も考えずに全部取って朝から晩まで塾に行っています!なんていうのは愚の骨頂だということです。

あなたが今受けている授業は乗っかるべきものですか?
その選択をした上でのことですか?

ということですね。

家庭学習を死ぬほど頑張る!これは当然です。親も家庭教師もフル稼動でその手助けをする。しかし、これからはさらに効率を上げるべく、乗っかる授業と乗っからない授業を選択する。

乗っからないと判断した上で、内職するなら、それは大いにしたらいいです。そのことをこれからは考えておくべき時期なんですね。

秋からグングン伸びたとか直線で伸びたとかよく合格体験記であるわけですが、それは家庭学習のみで達成される可能性は低いです。

家庭学習+授業の有効利用、それが最短で効率的な道であり、そのあたりを見極めながら、入試に向けた勉強を進めていくべきなのです。

さあ、年内あと2ヶ月!

ただ頑張るのではなく、合格の道筋を見据えて頑張る。

悔いのなき入試にするために!ファイトだ!!ヽ(^o^)丿

 

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さあ、10月!白黒つけちゃいますよ!

こんにちは、家庭教師ヴォックスの三輪です。

皆さんご存知のように公立小中高校で『脱ゆとり』、いわゆる新学習指導要領が

小学校:2011年(平成23年)4月から
中学校:2012年(平成24年)4月から

完全実施になりました。

『脱ゆとり』とか新学習指導要領といっても、親の方の感覚でいえば自分たちの学生時代と同じところに戻ったという感覚でいいでしょう。

当たり前といえば当たり前ですが、「ゆとり教育」というなにげない言葉は入試問題の難易度を大きく作用するんですな。

中学校での2012年4月からの新学習指導要領により、数学は現在の中3生以降はこれまでの「数と式」「図形」「数量関係」の3つの領域から「数と式」「図形」「関数」、確率・統計に関する資料の活用「資料の活用」が新設され、4つの領域となりました。

つまり増えた。なにが増えたのか?

新学習指導要領実施により中学校で新たに指導することになった内容は・・・
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●印・・高校から中学校に移行する内容
◎印・・中学校で新規に指導する内容
○印・・中学校の学年間で移行する内容


中学1年
●数の集合と四則計算の可能性 ←高等学校「数学1」から
●大小関係を不等式を用いて表すこと ←高等学校「数学1」から(一部)
●球の表面積と体積 ←高等学校「数学1」から
◎簡単な比例式を解くこと
◎平行移動、対称移動及び回転移動
◎投影図
●資料の散らばりと代表値 ←高等学校「数学基礎」、「数学B」から
○関数関係の意味 ←中学校第2学年から


中学2年
○円周角と中心角の関係 →中学校第3学年へ


中学3年
有理数無理数 ←高等学校「数学1」から
二次方程式の解の公式 ←高等学校「数学1」から
●相似な図形の面積比と体積比 ←高等学校「数学1」から
●いろいろな事象と関数 ←高等学校「数学1」から
●標本調査 ←高等学校「数学基礎」、「数学C」から
○円周角と中心角の関係 ←中学校第2学年から(一部、高等学校「数学A」から)
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これだけ増えたら入試問題の作り方のバリエーションはさらに多くなり、問題は難しくもできます。

図形の問題なんかは難しくなるよ~(ー_ー)!!

習うことが増えたらさまざまな組み合わせが可能になるので問題のバリエーションは比例で増えるんじゃなくて2乗で増えるくらいなもんでしょう。

ゆえにすでに書いたように公立高校入試における数学は3年前と比べても断然難しくなっています。「カンタンで絶対に落とせない問題」でさえ難しくなった。

こうした難易度が高くなったテストや入試、これは中学入試についてもそっくり当てはまりますが、問題選択と時間配分がものすごく重要になります。

取れる問題を的確に選択して確実に取る!

このテクニックは訓練しないとできませんから受験生は実力を蓄える勉強とともに入試対策として的確な問題選択と時間配分ができる練習が必要になります。これが入試演習の目的ですね。

こうした訓練は過去の入試問題とかを時間を計ってやり、答え合わせののちこの問題選択で良かったのか、この問題は捨ててよかったのか、この問題にこれだけの時間をかけても良かったのか、検証してまた試すの繰り返しが必要です。

家庭教師のヴォックスは受験生を応援しています。


さあ、10月!白黒つけちゃいますよ!明確にね!

 

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夏休みが終わって・・・(家庭教師VOX)

こんにちは、家庭教師VOXのタイガー加藤(加藤大我)です。

今回はタイガー加藤が「ブログ」を担当させていただきます。

どうぞお付き合いください。


さて、夏休みも終わり学校がはじまりました。

高1の生徒さんに「久しぶりに友だちと会ってどうや?」と聞くと「久しぶりな感じがしないんだよなぁ」と言うわけです。

部活なんかで夏休み中に何度も会う連中なら久しぶりではないでしょう。

でも、夏休み明けに1ヶ月ぶりに会うクラスメイトはいるはず。

なのに久しぶりな感じがしないという発言にはちと違和感が。

でも次の言葉で納得です。

「Lineで話してるし」

文字情報だけで話はしてないやろ!と言うのはグッと我慢して、そういうものかと収めたのでありました。

Twitterで日々つぶやいてる連中もいるらしく、チェックすればどんな様子かはLineで話さなくてもわかると言います。

姿を見なくても、声を聞かなくても様子がわかる。

自分の学生時代を考えると理解できないわけですが、大人ですら仕事の連絡をLineで取ったりするわけですから、子供たちがコミュニケーションツールとして使うのは不思議な話ではありません。

要は、使い方なんですがね。

なんだってメリット、デメリットがある。

当然、家庭教師として気になるのはデメリットですよね。

スマホを例に挙げると勉強しなくなる、成績が下がるといったデメリットが問題になっています。でもねえ、これだけ普及してしまうと「スマホはダメ!」なんて拒否するのも難しくなってますよね。

個人的に今考えているのは、スマホを勉強に使えないかなぁと考えています。つまり、メリットを増やす作戦というか。

要は、使い方ですから。

しかも、親のとってもメリットにできないかと。いろいろとスマホの機能を勉強に使えないかと実験もしていこうと思っています。

たとえば、ストップウォッチ。

家庭教師VOXではキッチンタイマーをお勧めしていますが、スマホには標準装備の機能ですしアプリも無料でいろいろあります。

自分のお気に入りのストップウォッチなら勉強するときに時間を計るのも嫌がらないかなとか。

単語帳だってアプリがある。

要は、使い方ですから(3回目)

あと、注目しているのはカレンダー機能。Googleカレンダーと同期させれば家庭教師と生徒さんで決めた「本日の勉強」を共有できます。

いちいち家庭教師や親が確認しなくても「済」までわかる。

とかとか、いろいろと使い方があると思っています。

成果があればまた他でも紹介する予定です。

もし、すでに成果が出てるよ!という方がいらっしゃれば是非とも教えて欲しいです。

 

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夏は一気に勉強をやるべし!家庭教師のヴォックス流

家庭教師のヴォックスです。

夏休みだなって思ったらもう8月になっちゃいましたね( 一一)

これからお盆休みもありますし、中だるみしてくる時期ですから、親の方は最も気を遣う時期ですね。

何が怖いって、中だるみするのが「親」だったりしますからね。

夏休み前の体験学習では
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夏休みは、集中して時間がとれる
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唯一のチャンスとして、「夏休みという時間の本当の意味」を知ってほしくて、そのお話しをさせて頂いておりました。

今回は、夏休みの宿題から見えてくる「親のかかわり方」についてお話したいと思います。

特に、休み明けに宿題を範囲にした課題テストがあるなど、夏の勉強の成果が問われることを前提にした勉強のやり方についての話になります。

よって、小学校の低学年や中学受験を目指す方の毎日習ってその日に復習する場合などには必ずしもあてはまらないことをお含みの上、お読み下さい。

それでも範囲の広い模試などの勉強には効果的と思いますので、ぜひそのあたり、わが身に当てはめてお読みください。

この時期、あちらこちらで聞こえてくるのは、宿題について。

「学校の宿題は、もう済んだ?」と子供を見れば尋ねる大人たち。

なんていう家庭教師のヴォックスのスタッフ達だって、ついつい聞いてしまいます。

ただ、ヴォックスの場合、聞くのは、子供ではなく、親の方々ですけどね。

「宿題は、予定通りに進んでいますか?」

さて、皆さんは何とお答えになりますか?

圧倒的に多い答えは、これです。
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いや~、なかなか予定通りに進まなくて…
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えっ、当たり!?(◎_◎)

実は、この質問で家庭教師ヴォックスが確かめることは、2つあります。

1つは、
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親の責任として、予定をちゃんと進めようとしているか?
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これは、このブログの読者の方ならわかりますね。

予定通りに進まなくなったのは、今ではありません!

もっと、何日も前から予定通りには進まなくなっているハズ。その時点で、何も手を打たず、そのままにしておいたのは親自身です。

「様子を見ていたのですが…」なんて言うのは単なる言い訳。

期限が迫ってから「なぜ、できてないの?」と嫌味をウジウジ言うぐらいなら、予定が進まなくなったその時点で指摘してやることです。

このタイプの親だと、成績アップは一段と厳しくなります!

さて、これからが本題。

家庭教師ヴォックスが「宿題は、予定通りに進んでいますか?」と聞いて確かめる2つめのことです。

これが、今回のテーマ。

それは、
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どんな予定だったのか?
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つまり、ここまでの勉強をどのように進めてきたかを確かめるためです。

たとえ、親がしっかりとお子さんの勉強を管理していても、予定の立て方に問題があれば、うまくは進みません。

質問を通して、果たして

◆親の管理に問題があるのか?

それとも

◆予定の立て方に問題があるのか?

を確かめているわけです。もう少し具体的に話をしていきましょう。

今、夏休み明けの課題テストの範囲として、数学の宿題が60ページあったとします。その結果、60ページの宿題であれば、夏休みを少なめに30日として計算する。

なので、「毎日2ページずつやる」という計画を立てる。まあ、よくやる勉強のやり方ですよね。

でも、この計画の立て方を家庭教師のヴォックスは問題あり!!と判定します。

そう、
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勉強は、毎日少しずつやる方が良い!
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という考えのモトに立てた予定、また、この勉強のやり方こそが問題なのです。

より大きな成果を狙う場合、毎日ちょっとずつ範囲をこなしていく勉強では無理があります。

つまり、
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勉強は、まとめて一気にやる方が良い!
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ということです。

???ですか?

よく「コツコツ勉強することが、成果を生む」と言います。これは事実。本当です。

でも、多くの方はその意味を取り間違えているのです!

コツコツ勉強するとは、毎日休まず勉強をするということです。それは、1つの範囲を何日にも分割して勉強していく勉強とは異なります。

いいですね?

より成果を上げる勉強とは、60ページの宿題をできるだけ短期間で終わらせることなのです。

ということは、1日に何教科も勉強することは難しくなります。その結果、今週は「数学と社会だけの週」なんて予定になります。

いかがですか?

なんだか、雑な勉強に思える方もいるのではないでしょうか。この話をヴォックスは子供たちにすることがありますが、子供でも異議を唱える子がいます。

その子の言い分は、こうです。

「まとめてやると、忘れてしまうから意味がない!」

つまり、夏休みのはじめ頃にやった範囲は、1ヶ月も前のことなので夏休み明けのテストの頃には忘れてしまうと心配なのです。

そうなれば、またやらないといけなくなって、それじゃあ「意味がない!」と子供は言うんですなあ。

そんな時、ヴォックスはこう言います。
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忘れたら、もう1回やればエエやん!
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「そんな時間ないよ!」

まあ、こう言って、子供はムキになって反論します。読者である親の方でさえ、そう思っているかもしれません。

仮に数学の宿題が60ページをやるときに、6日かけてやったとします。1回目ですね。そして、時間が経ち、もう忘れたとしましょう。

では、時間が経過したあとで、2回目もやるとして、果たして1回目と同様に6日必要か?

そんなことはありません。個人差はありますが、2回目に同じ6日など必要ないのです。

半分の3日、いや1ヶ月前程度のことであれば、もっと短期間で思い出すことができるはずです。

それよりも、やっかいなこと!

それは、「毎日2ページずつやった」場合です。

1日2ページで30日かかった。このやり方でやると、実は、1ヶ月前の忘れた内容を思い出すのにもかなり時間がかかります。

この場合、本当に忘れていることもあります。なぜなら、「流れを忘れてしまうから」。

まとめて勉強したときは、暗記事項は忘れても、流れは身についている場合が多い。

その反面、毎日少しずつやる勉強では、一番大切な流れについて定着せずに進む可能性が高くなります。

つまり、同じ量の勉強をしても、やり方を間違うと、今度は再度復習するときには、思い出す勉強がロスとなるわけです。

同じ頑張っても違う結果!!これは一大事です。

あなたは「1週間60ページ」派ですか?

それとも「30日毎日2ページ」派ですか?

成果が出るから、子供はさらに頑張る!これが基本です。

この夏休みの勉強のやり方、7月末までの流れを確認して、8月に臨みましょう。

同じように机に座って勉強したのに、あの子はイイ点!我が子は??では困りますから。

あなたの勉強のやり方を再確認してください。

 

家庭教師のヴォックス(家庭教師のVOX)では東海地区の勉強のやり方が分からない方や、もしかしたら間違ってるかも・・・?って悩まれてる家庭の味方です。

何かあれば何でも相談乗らせていただきますのでお気軽にお問合せください。

 

            

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家庭教師のVOX(学力より優しさが大事?)

こんばんわ!

暑い日が続きますね(-"-)

家庭教師のVOX、前田成斗(ナルト)が書かせてもらいます。

 

先日、読売新聞に保護者意識調査の結果が出ていました。

2014年05月09日 読売新聞
「学力」より「優しさ」が大事
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20140509-OYT8T50038.html

この調査は、マナーに関する意識を調べる目的で5都県の小5~中3生とその保護者を対象に実施したものだそうです。

この記事のうち、意識調査の数値結果を紹介します。

2014年05月09日 読売新聞
「学力」より「優しさ」が大事
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保護者に「育てたい子ども像」について九つの類型を示して尋ねたところ、「とてもあてはまる」とした回答の割合が最も高かったのは、

「心が優しい」で83%。

「社会のルールを守る」が82・4%で続き、
「勉強ができる」は22・4%に過ぎなかった。

ところが、中学生に「なりたい人物像」を同じ類型で尋ねると、

「勉強ができる」を「とてもあてはまる」とした割合が最も高く、68・8%。

次が「社会のルールを守る」で63・4%だった。


「マナーを学ぶべき場」を尋ねた設問では、保護者の9割が「家庭」を選んだ。

一方、中学生に「マナーをよく教わる場」を聞くと、「家庭」(44・6%)と「学校」(42・9%)が拮抗きっこう。具体例として「道徳の授業」のほか「部活」を挙げた生徒が多かった。
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どうですか? 調査結果は親のあなたの感覚と合致するものになっているでしょうか。

この数値に対する香川大教育学部の加野芳正教授の分析は記事を読んでくださいね。

家庭教師のVOXでずっと働いてるナルトの感想を述べます。

「勉強ができる」と「社会のルールを守る」は大部分のところで重なり合います。つまり、ルールを守る意識があるから勉強もできるようになる。

逆に言えば勉強ができるようになりたい場合はルールは守らなくちゃならない。これが成立するのではないでしょうか。

ルールは守らないけれど勉強ができる・・・なんてことは、確かにあるけれど、特に学年が上がれば上がるほど少なくなっていきます。淘汰されるんですよね、ルールを守らない子供は。

また、この新聞記事では一番最初に見出しとして「学力より、人間力?。」としたうえで
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小中学生と保護者を対象に香川大教育学部の加野芳正教授が行った意識調査で、親は子どもの将来像について「勉強ができる」ことより、心の優しさや規範意識を重視していることがわかった。
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とあります。これはおそらくこの記事を書いた記者の見解と思われますが、どうしてこうやって「勉強ができる」と「心の優しさや規範意識」は対立していると考えるのでしょうかね?

実際にそう思っているのか? そう書くほうが読者を引きつける? 「学力より、人間力?。」と書くほうが高尚に見えるから?

さっぱりわからんです。

すでに書いたように「勉強ができる」と「規範意識を重視」は実に相性がいいものですし、また「心が優し」くて「勉強ができる」子供をたくさん知っています。それは十分両立できる。

というか、それを目指すべきでしょう。「成績は悪くても心が優しい」では希望する大学にも行けないし、希望する就職もできないですよ、実際のところ。

そして「心が優しい」を勉強をする過程で学ぶことは十分可能ですし、勉強を頑張っていくなかで「心が優しい」という意味を知る題材はそこら中に転がっています。別々に考えないことです。

このブログでは「成績がイイ子」という言い方を使っていますが、これは「勉強ができ」て「心が優しい」子供のことですからね。

ハイ、ちゃんと両立できますから、皆さんが翻弄されないことを祈りますし、ぜひ両方を目指していきましょう。両立を目指さないと「勉強だけできる」じゃあ、先で困るんですから。

実際、順番にもいろいろあって「勉強ができる」ようになったことで「心が優し」くなった子供も山ほど知っています。

たとえば、子供は他人よりなにかがよりうまくできるようになるとつい自慢します。鼻高々になったりもする。それが進めば傲慢に、そして嫌われます。

途中で気づけばいいんですが、気づかなければ、他の子どもに「お前こんなのもできないのかよ!」なんて言ったりもするでしょう。

でも、そういうことを言う子供は、すぐにそのあと「こんな問題ができなくなる」んです。不思議なんですが、本当にそうなんです。

それはたぶん一言でいえば「舐めている」からだと思います。ちょっとできることを「すごくできる」と勘違いしているだけなんですよね。

クラスの中ではすごくできるかもしれないけれど、学校ではどうか? 塾ではどうか? 県内ではどうか? 全国ではどうか? そういう視点は全然ないんですよね、子供は。

だから親が教えるんでしょう。「お前さあ、これくらいでできるなんて思ってたらウンコだぜ」そう親が言うわけでしょう。

言わない親もいますよ。そういう子供は1つ外の世界に出たら、やられるわけですよね、あっさり。コテンパンに。

ただ外に出なかっただけだから。

小学生の時、校内のソフトボール投げで50メートルくらい投げたら、すげぇー!となった。で、市の大会に出たら70メートル投げたのがいた。ガックリ・・・そういうもんでしょう。

校内の成績で人をバカにしてたら、1つ外に出たら今度は自分がバカにされるんです。県の大会に出たら、全国の大会に出たら、もっとひどい目に合うでしょう。

初めは自慢して、鼻高々になって・・・ここまでは誰でも経験します。この先、傲慢になって嫌われて・・・この過程へ進むのは親も周りの大人も教えてくれなかった子供だけです。

だって1つ外の世界に出たらわかるもの。全国模試を受けたら自分の自慢がどういうものだったかすぐわかっちゃう。

その体験や経験が「人を優しく」するわけでしょう。

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己の欲せざる所は、人に施すなかれ
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を実生活で知ることになるわけです。

また、先に書いた「舐めている」というのは裏返せば「謙虚でない」ってことです。謙虚でなければ、まず人の言うことが聞けなくなる。

勉強って、まずは人の言うことを聞く、教えてもらうことで成り立っているわけですから、それができないでどうして勉強ができるようになるか。ならないですよね。

もちろん勉強は教えてもらって、そのあとでどう処理するかも関係してくるけれど、教えてもらう部分が壊れたら自力では・・・そう、高校生くらいになると、まったく処理できなくなる。

人の言うことが聞けなくなると、人には優しくなんてできない・・・じゃないでしょうか。


だからね、これらは
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「心が優しい」
「社会のルールを守る」
「勉強ができる」
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おおむねセットなんです。別々のものじゃなくて、セットで考えていくべきだし、セットで考えられた人がずっと「成績がイイ子」で進んでいける。

勉強面において、小学生で脱落する子供、中学生で脱落する子ど、高校生で、大学生で脱託する子供がいると思いますが、この3つが学年が上がるほどより精度よくセットで上がっていかなければ、成績は維持できない。

だから、この3つはバランスよく追い求めていくべきものですよね。3つのうち、「勉強だけできる」という子供もなかにはいるけど、そういう子供は大学か社会に出て脱落しますから。

この3つは「勉強ができる」上においては実に相性が良い者同士ですから、どうか3つセットで、あとは各家庭の加減でバランスよく追い求めていってほしいと思います。

受験勉強っていうのは、よく他人を蹴落とす競争だって言われるけれど、実は自分との闘いですからね。他人に蹴って落とされるんじゃなくて、自分で勝手に脱落していくものです。

すべての結果は自分との闘いの結果。だからこそ、一度くらい受験に敗れても復活できるし、浮かれた者は次に脱落する。他人は関係ないんです。

家庭教師のVOXでは愛知、岐阜、三重で20年以上家庭教師を派遣してるグループです。

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家庭教師VOX・・・学校よりも塾を優先?

 

こんにちわ!

暑くなってきましたね<`~´>

今日は最近、中学受験の方から相談がよく入りますので家庭教師VOXの平まなみ(まなみこ)が

書かせて頂きます。

 

小6  あやかさん
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我が息子も受験学年で、毎日たくさんの塾の宿題に追われて、小学校の宿題まで手が回らなくなっています。

それどころか、塾でへとへとに疲れて、翌日学校を休んで、また夜塾に通うということもあります。両立できれば良いのはわかっているのですが、子どもの体力や睡眠時間を考えると、明らかにオーバーワークなのです。

子ども本人は、学校の授業や宿題はおもしろくないらしく、学校の宿題を先にやるように言っても、塾の宿題を優先しています。

親としても、基本的には将来の目標のために頑張ってほしいと思っていますが、今ある小学校生活を疎かにすることが子どもに悪い影響を及ぼすのではないか?と危惧してしまいます。

いわゆるエリート意識や目的のためなら手段を選ばないといった発想です。

親として、どうアドバイスすべきなのでしょうか?

ぜひ、ご意見を賜りたいと存じます。
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あやかさん、質問ありがとうございます。

中学受験を目指し奮闘中のあやかさんですが、学校生活が疎かになりつつある現状に少し心配になっていらっしゃるようです。

本当にこのままでいいのか?

家庭教師VOXの意見についてお話をする前に、一緒に考えていきましょう。

家庭教師VOXはこれまでいろいろな受験生を見てきましたし、話も聞きました。

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塾があるから、学校の友達と遊ぶ時間がない
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ほぼ全員が当てはまるでしょう。

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入試が近づくと学校を休む
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毎年聞きます。

その他にも、あやかさんのように
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塾の勉強をするために小学校を休む
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そのため入試をする中学校側は小学校時代の出席日数を見たりもする。また学校を休むだけでなく、学校の行事を休んだり、小学校生活最後の運動会を欠席したり、修学旅行さえも不参加だったり(>_<)

こうしたことから「小学校での生活が疎かになっていないか?」と聞かれたら、

「明らかに疎かになってる」

と答えるでしょう。事実そうですから。

では、子供に悪影響はないのか?

ビミョーですよね、これは。

ひどく悪影響を及ぼしている子供もいれば、全然そうでもない子供もいます。

中学受験をしない子が体験することは疎かになる。でも、受験をする子だけが経験できることだってあります。

小学校の思い出はないけど、塾での思い出は満載。そういう子供だって現にいますし。いいのか悪いのかは親の価値観次第。

あやかさんも事の是非を判断する際には、少し極端な事例というか、最悪の場合を考えてみたらいいんじゃないでしょうか。

塾の勉強のために学校はちょくちょく休む、行事には参加しない、運動会も行かない、修学旅行も行かない、その上、すべてを懸けた受験では志望校に不合格になった。

それでも、学校を休んで受験勉強に懸けたことを後悔しないか?

不合格になるくらいだったら、修学旅行に行けばよかったとかにならないか?

どうでしょうか?

あやかさんはどうかな?と思いながら、子供が塾のことを優先することを事実上今は許しているわけですが、こういうことを考えた上で、また子供と話し合った上で、優先順位が決めたのかどうなのか。

もし、いろいろと言うけど、子供が勝手にそうしているんですというのであれば、ちょびっと考えておかないと、たとえば、受験が志望校の合格と言う形で終わったしましょう。

優先したもので結果が出たわけですから、万々歳ですよね。子供も、やはり学校よりも塾を優先したからうまくいったと思う可能性が高いでしょう。

で、中学校に入って、今度は優先順位が変わって、もしかしてゲームが最優先になったとしたら・・・(ちょっと極端な例ですが)

あやかさんは子供をストップさせることができるか?

できない可能性が高いでしょう。

これが
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目的のためなら手段を選ばないといった発想
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の1つの答えとなるでしょう。

だから、ちゃんと話し合って、最悪の場合も想定して、優先順位を決めてかかる必要があるわけです。結果がうまくいこうが、いくまいが納得できる道を選ぶ。

もう1つ心配されている
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エリート意識
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について。

今や塾の中にさえ「エリート教育」を謳う塾がある時代ですが、今回のあやかさんのご相談とエリート意識がどうつながるのか、家庭教師VOXにはちょっとよくつかめないのですが・・・

それはたぶん「エリート」についての言葉の定義が家庭教師VOXとあやかさんでは違うからでしょう。

家庭教師VOXの認識では、エリートとは、
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すごい損だと思えることでも、皆の為になるなら、皆の為になると思えるなら、自分のことを犠牲にしてでも真っ先に行う人
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だと思っています。

戦争でいえば、一番最初に亡くなる人。例えば、国にいったん事が起これば、志願して従軍し、真っ先に国の為に命の犠牲を顧みない・・・そういうのがエリート(だと家庭教師VOXは思っています)。

別にそうしなさいと言わなくても、自らの意思でそうするわけですから、そういう意味で、エリートは非常に誇り高く、自負心が強い、高貴な精神の持ち主と言えるでしょう。

ゆえに我が子をエリートにということは、家庭教師VOXの解釈では皆の為に率先して犠牲となれということですから、平凡な親としては、我が子にはあまり望まないんです。

エリート意識を持つとは、すごいことなのですよ、家庭教師VOXからすれば。自分のことだけちゃんとやろうというのは、エリートじゃないですからね。

まあ、エリートについては言葉の定義によって議論も答えもわかれるということです。

さて、ずいぶんと前フリが長くなりました。

ここからは家庭教師VOXの意見を申し上げます。取り入れるか入れないかはあやかさん自身でご判断くださいませ。

まず、あやかさんのご質問に答える前に、まず、中学受験についてなんですが、家庭教師VOXは、
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中学受験については賛成派です(^_^)
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仕事柄とも言えますが、中学受験のことを深く知れば知るほど奥が深いように感じています。そして、この中学受験の「程よき関門」は、親次第で、子供にとって良い経験をさせることができる。

よって賛成なのです(^_^)

逆に親の協力なしで受験に取り組む方には、中学受験はおススメできません。メリットがあれば、デメリットもつきものですが、程よいとはいえ、手ごわい関門だけに、人まかせでは怖いと感じています。

次に、ご相談の勉強のために学校を休んだりすることについて。

これについては、
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勉強のために学校を休むのは反対です(>_<)
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ここは意見が分かれるとこでしょうから、単に「賛成」「反対」では片づけないでほしいところです。

先に前フリとして一般論については、書きました。それを踏まえて、受験に限らず、なにかの習い事を本気でやろうとするなら、他のものが疎かになるものです。

例えば、スポーツやピアノなどの習い事。プロを目指して学業そっちのけで練習に励むことはよくあります。

早い時期から1つのことに本気で取り組むということは、子供が経験する範囲を狭めることになります。

つまり、デメリット。

この早くから世間を狭めるデメリットを解消するために、1つのことに特化して臨んでいる子供は、その1つの習い事をやる際に、そこからすべてを学ぶ、または学ぼうとする。

つまり、技術やテクニック以外に、人間関係や礼儀や先生に対する態度、学ぶ姿勢、復習、反復練習、努力の意義などを学ぶわけです。

これをしないと単なる専門バカになってしまって生きていけなくなるからです。

では受験はどうなのか?

受験を目指し頑張っている子供なら、学校での宿題や授業よりも塾の勉強の優先順位が上になったとしてもおかしいことではありません。

そうだとすれば、学校を休むのも「アリ」となりそうですが、家庭教師VOXは違うと思うのです。

それだけ、学校生活が大切か?というと、それも違います(^_^)

受験において、家庭教師VOXが、受験の勉強のために学校を休むことに反対なのは、
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学校を休ませるのは親のミス
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だと思うからです。

プロレベルを目指すスポーツについては詳しくありませんので家庭教師VOXから言えませんが、受験勉強についていえるのは、
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学校の時間を割かなくても合格するための勉強はできるはず
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と思っているのです。

生活のすべてを犠牲にしなければ届かない学校というのは、ほとんどない。

これは経験上から言っていることなのですが、学校の時間を使った上で、残りの時間でやりくりをして合格を目指すことが可能なのが受験だと思うのです。

そういう意味では、プロレベルを目指す習い事よりもはるかに低い関門が受験といえるかもしれません。それは受験がカンタンだと言っているのではないのです。

勉強に関して、多くの方が、勉強のやり方、時間の使い方、子供への接し方がマズイために、学校の時間までが必要になってしまう。

つまり、明らかに親の管理ミスでやりくりがうまくいかなくなっているといえます。

もっと言うなら、勉強のやり方、時間の使い方、子供への接し方などが十分にできた上で、なおかつ学校の時間を使って受験の勉強に打ち込むなら、それはもう成績は青天井ということです。

しかし、多くの方がそうではありません。勉強のやり方、時間の使い方、子供への接し方がマズイがゆえに、時間が足りなくなって、学校の時間に食い込んでいる。

これは思い切っていえば、ダラダラ受験勉強をしている可能性が高いことを意味しています。

本来であれば、時間内に収められること、収めなければならないのに、なんとなく夜遅くまで机には座って朝が起きられない・・・

親が協力する以上は、そんなことあってはいけない!そう思うわけです。

あやかさんが、学校生活が疎かになりつつある現状に違和感を感じていらっしゃることは正常な感覚だと思います。

しかし、一方で、子供が塾の勉強優先になることだっておかしいことではありません。

だったらまず、みっちりそばについて子供を観察し、

・時間内にこなしきれてない勉強はなにか?
・勉強のやり方を改善する方法はないか?
・1日の時間の使い方はどうか?
・子供のモチベーションは高いか?
・モチベーションを高く維持するためになにをするか?
・この受験で親はなにを求めるのか?子に何を望むのか?
・家庭内での優先順位は何なのか?
・受験ののさらに先に見据えているものはなにか?

などなどを明確にする。

そこまですれば、これは各家庭で結論は違ってきますが、子供にどんなアドバイスをすべきかもハッキリするでしょう。

親の本能で感じる危惧は将来、だいたい問題として表れるのが常です。子供の人生はこれから何十年も続くもの。

もし今「目的のためなら手段を選ばない」やり方になっているなら、たとえ合格できたとしても、必ずや将来に禍根を残すことになるでしょう。

まして「目的のためなら手段を選ばない」では、高貴な精神を持つエリートにはなりえない。

合格がすべてじゃない。ゆえに受験は過程が大事なのです。なにかを得れば、同じ量だけ何かを失うのです。

どうせ失うのであれば、覚悟の上で失いたいものです。

「受験」で人生を棒に振らないために!

 

 

家庭教師VOXでは愛知・岐阜・三重の東海地区で18年以上活躍してる家庭教師グループです。

勉強の事やお子さんの事で悩んでるかたは・・・

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家庭教師ヴォックス(みゆう先生紹介)

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コメント

わかりやすく教えられるように

頑張ります!

英語の教員を目指してる先生です(^^)

これからもしかしたら4大に編入する予定です(^u^)

 

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