家庭教師ヴォックス 家庭教師VOX

家庭教師ヴォックスは過去21年間、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の東海4県で家庭教師という仕事を通してたくさんのお子さんに出会い、接して、卒業させてきました。

子どもを育てるのもリンゴを育てるのも同じ?(家庭教師VOX)梶田より

こんばんわ、家庭教師VOXの梶田です。

かじちゃんって呼ばれています(*^。^*)

今年4月を過ぎてから、とにかく身の周りのものを整理しようと
思って、2年着ていない服は廃品回収に出したりオークションに

出しています。

日々の家庭教師業務と生活があるので、なかなか思ったとおりには進みま
せんが、少しずつスッキリしてきつつあります。ヽ(^o^)丿

一番かさばるのは、やっぱり本で長い間、大事にとっていた本も
2年触っていないものは廃品回収に出すと決意したものの、学生
時代のものは、

「ああ、これは古本屋で7,000円だったんだよなあ。これを買う
ために3食ぬいたぁ(笑)」

とか、

「これはもしかすると甥っ子が読むかもしれないから置いておかな
くちゃ<`~´>」

とか、1冊1冊について買った場所と助けられた本の一節などを
つい眺めてしまうなど、とかく思い出もつきず、整理するはずが
ますます愛着が出てしまう始末で、全く処分が進まないなんてこ
ともありながら、ようやく今ある本はほとんどが本棚に収まると
ころまで処分できました(*^。^*)

わたしは本を読む時、気に入った箇所があるページには折り目をつ
ける癖があって、再び手にとった時にその折り目を見たら、どこ
に感心したり、そのとき何を学んだかがわかります。

その中の1冊が「奇跡のリンゴ」で有名な木村秋則著『ソウルメ
イト』で、これは友達が読みたいから置いておいてくれと言われ
たので廃品回収には出さずに手元にあります。

 


木村秋則著『ソウルメイト』  79ページ
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今、スーパーに並んでいるリンゴは、ほとんど同じ大きさです。

だから、もしかすると子どもたちは「リンゴは全部同じ大きさな
んだ」と思っているかもしれまんせん。

しかし、リンゴは千差万別。

流通するリンゴより一回り大きく育ったリンゴもあれば、小ぶり
なリンゴもあります。また、虫食いや病気で穴があいていたり、
キズついたりしているリンゴもあります。

小さいリンゴは加工用ですが、大きければいいかというとそうで
はありません。これも規格外になってしまいます。大きぎすぎる
のも、消費者には好まれないのです。

一つひとつ手に取って選果をしているときは、真剣そのものです。
そしてふと「かわいいなあ。このままタンスに入れてしまってお
きたいなあと思います。

どんなに小さくても、形が悪くても、病気や虫にやられていても、
一生懸命育ってくれたことにかわりはありません。どのリンゴも
1年間の努力が詰まったおいしいリンゴです。

だから、私は大きさによって値段を変えません。そして、いつま
でも大切にとっおきたいと思うのです。

大きいリンゴはよくて、小さいリンゴや虫食いリンゴは悪い。そ
れは、間違った考えです。

もしかすると大きいリンゴはたくさん努力したかもしれません。
小さいリンゴは努力が足りなかったかもしれません。

でも選果をしていると、小さいリンゴが「今年は小さかったけど、
来年はがんばって大きくなるよ」と言っている気がしてくるので
す。

その言葉どおり、実際に小さい実しかつけなかったリンゴの木が、
次の年には大きな実をつけてくれたりするのです。

話はそれますが、子どもを育てるときにも、この気持ちが大切な
のではないでしょうか。

学校のテストで80点以上取った子どもはよくがんばった子ども
で、30点以下だった子はがんばらなかった子ども。そう一概に
言えるでしょうか。

30点しか取れなかったとしても、精いっぱいやったのかもしれ
ません。

学校の先生の多くは、子どもに勉強を教えていい成績を取らせる
ことが、自分の仕事だと思っているようです。そして、高い点数
を取る子がいい子だと判断しています。

それは、本来の仕事とずれているのではないでしょうか。

子どもを育てるのも、リンゴを育てるのと同じ。

リンゴが主役であるように、あくまでも子どもが主役、大人は脇
役です。

先生や親、周りの大人の仕事は、子どもたちが本来持っている自
分の能力を十分出せて、成長しやすい環境をつくるお手伝いをす
ること、そして、社会のために貢献できる大人になるよう導いて
いくことではないでしょうか。

ひとつとして同じリンゴがないように、子どもたちも十人十色で
すべて違います。

子どもが本当に自分の興味あるものに出会ったら、勉強しろと言
わなくても勝手に勉強を始めるでしょう。

周りの大人は、その子の特徴をよく見ていいところを伸ばし、夢
中になるものを見つける手伝いをすればいいのです。そして、愛
情をたっぶりとかければいいのです。
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賛否はあるにしろ、内容については、ほとんどの方々に
は納得していただけるものなのではないかと思います。

家庭教師VOXの梶田自身も大いに納得するところです。

・「子どもが主役」で親は脇役
・成長しやすい環境をつくるお手伝いをする
・子どもたちも十人十色
・その子の特徴をよく見ていいところを伸ばし
・夢中になるものを見つける手伝いをすればいい

そうなんですよね。

ただ1箇所、う~んと親の方がたぶん唸る場所があって、
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子どもが本当に自分の興味あるものに出会ったら、勉強しろと言
わなくても勝手に勉強を始めるでしょう。
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ここですかね?

おそらくここの「勉強」は、学校や塾での勉強、受験勉強を指し
ているのではなくて、「興味のあるもの」が見つかったら、子供
はそれについて「勝手に勉強をします」よ!って感じでしょうか。

問題は、たとえば、興味のあるのはAKBで、握手を50回した
いから同じCDだけど何十枚も買いたいとか、AKBの動画やD
VDなら飽きもせず真夜中まで見ていますなんていう事例です。

子供からしたら「自分の興味あること」をやっているけれど、親
からしたら「もう少し違う方面でないのかしら」「もう少し身を
入れて本分である勉強にも目を向けてほしい」そんなふうに食い
違ってくるのではないでしょうかね(ー_ー)!!

実際には、そうしたアイドル熱が高じて、そのマニアックさが功
を奏して、放送作家やテレビ業界の方面に進める人もいるでしょ
う。本を出す人だっていますしね。

ただ、そういうふうに進んでいっている人は意外と大学も有名ど
ころに中退はしたけれど在籍はしていたとかという場合が多いよ
うに思われます!

つまり、そこそこか、それなりにかは勉強もしている、その能力
があって、それの上にマニアックな嗜好が乗っかっているという
ふうに思うわけです。絶対条件ではないけれど・・・

別にどこの大学を出ていようが構わないけれど、勉強が全てとは
思わないけれど、少なくとも与えられた課題をやって提出すると
か、期限が決まったテストに向かって勉強するとか、イヤな勉強
にどう立ち向かうかとか、どう工夫してラクして点を取ろうかな
ど、小中高の12年間、最低でも6時間授業を受け続ける中で考
えられなければ、マニアックさは活かされないということではな
いでしょうかね。

学校や塾は子供に「学」をつけてくれるものではなく、そうした
試みの装置なだけですから。

そういう意味で、木村秋則さんのいわゆる一般的な考え方には大
いに賛成なんですが、親の方はそれをどう捉えて、どう解釈し、
どう子供たちに接していくかはもう1回自分で咀嚼し直さなけれ
ば子供の前で跳ね返される可能性もあるでしょうね。

「とにかく人生で興味があるものはAKBだけ」そういう子供が
この文章を読むと、大いなる誤解をすることだってあり得る。

現に私は対象が「AKB」でなかっただけで、木村さんの本で
はないですが、同じようなことが書いてあった文章を読んで

「学校や塾の勉強などの興味のないことしなくても良い。実際の
人生で社会に出て使うことがない受験勉強はする必要も意味もな
い」

というふうに真面目に都合よく解釈し、いわゆる受験勉強から逃
避した過去があるものですから、長々と書いた次第です。

もう1つ、
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30点しか取れなかったとしても、精いっぱいやったのかもしれ
ません
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についてもカンタンに触れておきます。

確かに精一杯やって30点しか取れないってことは実際にありま
す。

まあ、これはどういうテストか、難易度によっても違うわけで、
仮に公立の小学校や中学校のテストであれば、狂ったように頑張
って30点しか取れないってことは、まずありません。

繰り返しますが、難易度によっても違ってくるので一概には言え
ませんが、死ぬほど勉強をやって30点というテストを公立の小
中学校では作っていませんから。

いくら頑張っても100点にならないってことはザラにあるけれ
ど、その逆はあまりない。

それを踏まえた上で、「精一杯やって30点」なら全然いいし、
そういう子供は次のテストでは必ず上がります。精一杯やるなら
ね。

実際、子供が
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「今年は小さかったけど、来年はがんばって大きくなるよ」
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と似たようなこと、

「悲しませてごめんね。今回は上がらなかったけれど、次のテス
トでは絶対上げるからね」

などと生徒から言われたことは何度もありますし、その思いや覚
悟に、また力不足の応援を後悔し涙したことも数知れないです。

そういう生徒は先で「大きな実をつけてくれたりする」というこ
とも多々あります。

その精一杯の加減は子供それぞれだし、そこに家庭教師の知恵、それは
勉強のやり方や押さえ方、暗記や演習のやり方などですが、これ
らが加われば、同じ子供の精一杯でも点数で差が出ます。

できる問題は、もうできるからやらない!とよく子供は言います
が、そう言っていた問題をテストでいくつ落としていることか!

だから、精一生徒がやっているなら、点数なんてどうだってイ
イともいえます。文句はない!ケチもつけない!今のままでよ
し!

問題は、精一杯やっていないってことだし、能書きばっかりたれ
て手を動かさないことなのですから。

その上、頑張ってもないのに点数が悪かったり、下がったりする
と、一人前にモチベーションも下がる。「やっても無理」とか
「意味ないし」とか。


だから、親は
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子どもを育てるときにも、この気持ちが大切なのではないでしょ
うか。
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と言われても、「でも、ウチの子は・・・」とか「勉強面では少
し違って・・・」とかつい言ってしまうわけですよね(ー_ー)!!

だから、家庭教師VOXは子供は頑張らせないといけないと思っています。
負荷をかけなくちゃいけないと思っています。それはメチャクチ
ャ負荷ではなく、今の子供にとって1つ上の負荷ですからね。

たとえそれが勉強方面でない方に向かうとしても、それはかまわ
ない。


あるところまで頑張らせたり、負荷をかけることで推進力がつけ
ば、あとは子供が勝手に、まさに木村さんが言うように
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子どもが本当に自分の興味あるものに出会ったら、勉強しろと言
わなくても勝手に勉強を始めるでしょう。
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親が与えるもの、それが勉強でもスポーツでも習い事でも、

本でも、始まりがある。キッカケは大半が親です。

だから、親が与える環境や材料やアドバイスや価値観が大事にな
る。

ただ一緒に暮らしていれば、勝手に興味のあるものを見つけて突
き抜けていくなんてことはない。

リンゴだって、種もまけば、虫にも気をつけるだろうし、とにか
く観察して「声なき声」を聞くようにするでしょう。

子供はいちおう言葉はしゃべるけれど、全部言っているわけじゃ
ないですからね。

そこはリンゴの木と同じように目を凝らして観察し
て探らなくちゃいけない。

実はそういうことを簡潔にまとめると、木村さんの言う
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周りの大人は、その子の特徴をよく見ていいところを伸ばし、夢
中になるものを見つける手伝いをすればいいのです。

そして、愛情をたっぶりとかければいいのです。
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と、こういうことになるのではなかろうかと。

それは梶田が勝手に書いているだけのことですから、木村さんの
真意はまた別にあるのかもしれませんけどね。

「虫食いや病気で穴があいていたり、キズついたりしている」子
供たちも、たくさんいます。親自身に虫食いにされたり、病気に
されたり、傷つけられている子供だっていっぱいいる。

それでも太陽に向かって枝を伸ばし、根を張って踏ん張らなきゃ
ならない。

でも、子供一人じゃすぐヘタれて逃避して倒れちゃう。

誰が励まして頑張らせて負荷をかけるんですか!

基本的には親でしょう。リンゴ以上に頑張らなくてもイイ。リン
ゴと同じくらい頑張る!

頑張ってできたリンゴ、すなわち子供は、少々虫が食っていよう
が、小さかろうが、色が悪かろうが、世の中に自分の力で立って
歩いていける。

ゆめゆめ甘やかすなかれ。

合言葉は「リンゴくらい頑張ろっ!」愛情を持ってね。

・・・・というようなことをページをめくりながら、あれこれ考
えていちゃ、本の整理は進みませんね。(^○^)

反省!<m(__)m>

 

家庭教師VOXは愛情と真心をもって指導しているグループです。

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